TOP画像の浮世絵について
落 款 國周筆 (1835−1900)
刊 年 明治5(1872)
判型形態 大1
外 題 東けい三十六会席
版 元 萬屋 通一
内 題 柳はし 登里 柳はし 梅川
小間絵に「柳はし 梅川」とあり、その芸妓「とり」を描いたものである。
元禄元年(1680)、神田川の下流に「柳ばし」が架けられた。
以後、薬研堀の難波橋(やなぎばし)は元柳橋と呼ばれるようになった。
右手に銀の鎖の懐紙入れか、財布(?)を持って、少し横を振り向いた態(てい)である。
また左手に猪口を持ち、客と献杯の遣り取りをしている。
帯の黄色地と花柄の鎖繋ぎ模様が、いかにも明治という文明開花を代表している。
背景は上下に区切られている。
画面の上半分が鮮やかな紅地に麻の葉、画面下半分は墨の松葉模様になっている。